香港熱に誘われて ～セイコーベルマチック～

セイコーベルマチック　1971年製　自動巻き　目覚ましタイマー機能付　品番4006-6029

この時計は以前公開した八角形クロノグラフと同じく香港で購入しました。

香港は逆輸入系時計の宝庫だ！ネットの情報を旅行前に仕入れ、

3日間の滞在中2日を時計探しに費やしました。

今回は社員旅行だったので、団体行動の引率をしてるふりをして、

皆を常にキャッツストリート(骨董街）方向に誘導しながら。

その時計探しで最初に出会ったセイコーがこの「ベルマチック　1971年製」。

その名の如く、ベル機能が付いているが「ブル、ブル」という音がどうにも弱く、目覚ましにはなりません。

使い方としては、大切な商談で客先に出向く際に出発時間に鳴らすとか、夜帰るのが遅くなる時に、

電話をかける時間帯（うちは１１時）を気付かせてくれる等、腕につけていない限り、威力を発揮してくれません。

ＳＥＩＫＯ発見の喜びと海外旅行により、テンションが異常に高揚してしまい、即買ってしまいました。

「今買わなきゃ無くなってまう！」というアンティーク時計好き特有の刹那主義を少し反省。

400香港ドル＝5～6000円。日本の相場より高かった。

状態も汚れが多く、ベゼルの回転もうまくない。時間もしばらく放置すると止まってしまう始末。

日本に帰り、オーバーホールをしました。7000円。なんのこっちゃ系です。

その後買った八角形クロノはお買い得だったが、他にもスピードタイマー系のキレイな出物がいくつかあり、

非常に欲しかったんですが、その時はもう金銭的な体力が尽きていました。（悲）

今回の勉強点：買う前にまず冷静になれ！

しかし、冷静な状態だったとしても買ってそう。

キツめに書きましたが、ベルマチック君、決して嫌いではないよ。

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